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3/9(木)NEXTOURISMシンポジウム2023「観光新時代へのトランスフォーメーション」開催のお知らせ

お知らせ

シンポジウム開催にあたって

2022年10月の入国規制緩和をきっかけに、再び多くの外国人観光客が日本を訪れるようになりました。JTBは、2023年に2,110万人の観光客が海外から訪れると予測しています。いよいよ、本格的な観光復興が動き出しました。

観光の再開に際しては、2019年に押された一時停止ボタンをただ解除すれば良いのか。それとも、コロナ禍を経て、新たな観光の形や、観光とのつき合い方を見出すべきなのか。まさにこのタイミングにこそ、議論を重ねたいテーマです。

日本地域国際化推進機構は、2023年3月9日にNEXTOURISMシンポジウム2023「観光新時代へのトランスフォーメーション」を開催します。

観光の本格的な再開が進むこの時期だからこそ、コロナ禍に見えてきた社会変容や課題について掘り下げ、観光と歩む地域社会や私たちの未来について、議論を深めたいと思います。


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開催概要

■日時:2023年3月9日(木)16:00~21:35 (開場/15:30) 1部16:00〜18:30  2部18:45〜21:35
■主催:一般社団法人日本地域国際化推進機構
■参加費:無料
■会場:Time Out Café & Diner (東京都渋谷区東3-16-6リキッドルーム2F)
■開催形態:リアルとオンライン(ZOOM)のハイブリッド開催
■お申込み方法:リアル参加とオンライン参加ではお申込み方が異なります。下記お申込フォームより、登録をお願いいたします。
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※会員以外の団体様からお申込みいただいた場合、後日当機構について担当者よりご紹介をさせていただく可能性がございます。

シンポジウム内容

16:00-17:00
オープニングセッション
観光新時代へのトランスフォーメーション
『Quality Of life』の向上なくして、持続可能な地域の実現はできない。どんなに多くの観光客がその地を訪れたとしても、たくさんのお金を落としてくれたとしても、それだけでは、地域の歴史・文化・生活を未来に繋ぐことは難しい。まして、コロナ禍によって、観光はそれ自体が持続可能なものではないとわかってしまった。地域の未来を観光だけに託すのは少々心許ないのではないか。ではどうすれば良いのか。本セッションでは、観光客と住民、双方の『Quality Of life』の向上について考える。そして、観光が持続可能な地域の実現にどのように貢献できるのかを議論していく。

■パネリスト
廣川玉枝 / SOMA DESIGN Creative Director / Designer
川内イオ / 稀人ハンター
伏谷博之 / 一般社団法人 日本地域国際化推進機構 代表理事
     ORIGINAL Inc.代表取締役、タイムアウト東京代表
■モデレーター
國友尚 / 一般社団法人 日本地域国際化推進機構 理事
    アソビジョン株式会社代表取締役、立命館大学客員教授

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17:10-18:30
セッション2
地域のストーリーを世界に伝える、プレイスブランディングとは何か
Saffron Brand Consultants(本社:スペイン、以下サフラン)は、『Saffron's Tourism City Brand Barometer(CBB)』を毎年、発表している。彼らの独自メソッド、『プレイスブランディング』は、都市や地域の戦略的ブランディング支援に活用されている。本セッションでは、Visit Londonやウィーン市などで実績を重ねてきたサフランからゲストを招き、『プレイスブランディング』やケーススタディを紹介。世界に伝えるための地域ブランディングについて議論する。

■パネリスト
Ben Knapp / Saffron Brand Consultants エグゼクティブ・ディレクター 戦略・マーケティング・経営企画担当
川上真緒 / Saffron Brand Consultants ストラテジスト兼リージョン担当
米澤香子 / TBWA HAKUHODO Head of Innovation
川上シュン / artless Inc. 代表 ブランディングディレクター/アートディレクター/アーティスト
モデレーター
伏谷博之 / 一般社団法人 日本地域国際化推進機構 代表理事
     ORIGINAL Inc.代表取締役 、タイムアウト東京代表
通訳
Ili Saarinen / ORIGINAL Inc. Commercial & Language Director

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18:45-20:05
セッション3
アクセシブルな世界でしかできないこと
アクセシビリティの実現は今や世界の目指すべきところとなった。すべての人に様々な体験の機会を提供することは、ウェルビーイングの向上を促す。体験は社会との交流を生み、多様性を育み、新たな視点の獲得に繋がる。そしてその気づきは、文化、経済、生活を豊かにしていく。本セッションでは、コロナ禍の東京オリンピック・パラリンピックを経て、アクセシブルな世界は今、どう広がっているのか。現状の課題や今後の展望について議論していく。

■パネリスト
田口亜希 / パラリンピアン、日本パラリンピック委員会運営委員、日本オリンピック委員会理事
内山英里子 / 日本財団 特定事業部インクルージョン推進チーム
野口あゆみ / NPO 法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長
モデレーター
大塚訓平 /一般社団法人 日本地域国際化推進機構 アドバイザリーボード

     NPO 法人アクセシブル・ラボ 代表理事

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20:15-21:35
セッション4
Z世代が牽引する観光の未来
観光の形はコロナ禍を経て大きく変化した。生活様式の変化は、観光の目的やスタイルに多大な影響を与えている。かつて主流であったマスツーリズムは、100人100通りの観光へと多様化が進んでいる。こうした流れに少なからず影響を与えているのが、Z世代と呼ばれる人たちだ。デジタルネイティブで、情報が氾濫するソーシャルネットワーク時代を生きる彼らは、社会課題への意識が高く、自分にとって意味のある消費行動をとるなど、他世代とは異なる特徴があると言われている。2020年には世界人口の3分の1がZ世代となったが、高齢化社会の進む日本では、その半分以下に止まっている。本セッションでは、Z世代のゲストを招き、彼らにとって観光とは何なのかを解明する。未来へのバトンを受ける彼らの目線から、観光と持続可能な社会について議論していく。

パネリスト
伊達敬信 / NPO 法人 UMINARI 代表理事兼 CEO
千田くれあ / F STUDENT MARKETERS
モデレーター
牧野友衛 / 一般社団法人 日本地域国際化推進機構 理事
     一般社団法人メタ観光推進機構 代表理事、日本政府観光局デジタル戦略アドバイザー


一般社団法人日本地域国際化推進機構
事務局 山元・進藤
ご連絡先:info@nextourism.jp